企業紹介
企業サイト:http://www.prdx.co.jp/
所在地:東京都港区北青山3-5-15 ミヤヒロビル10F
事業内容:企業のDNAを踏まえた理念構築から始まる採用向け・顧客向け・社員向けブランディング
設立:2001年
資本金:1000万円
代表取締役:鈴木猛之
主要取引先:(株)Plan・Do・See、旭化成建材(株)、大阪音楽大学、楽天(株)
業務システム開発なら国内ラボ型開発のプラムザ
|柔軟/高品質/低コストなシステム開発会社
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お客様の声
株式会社パラドックス
Visionsチームリーダー プロデューサー津野 麻亜耶 氏
株式会社パラドックスは、流行に流されないその企業の根源となる「こころざし」を言葉にし、その言葉を軸に「顧客」「求職者(採用)」「社員」に向けたコミュニケーションを設計していく、ブランディング事業を展開している。
広告などの顔づくりだけを整える外科的な手法ではなく、内側から企業を高めていくいわば漢方薬的なブランディングである。
この事業の新サービスが、同社が独自でサービス展開する社内SNS「Visions」。
プラムザは2016年、「国内ラボ開発」の開発手法でこの「Visions」を全面リニューアルした。
今回、この「Visions」のチームリーダーである津野氏に国内ラボ開発が「Visions」リニューアルプロジェクトにもたらしたものについて語っていただいた。
簡単に言いますと、ブランディング事業として企業コミュニケーションの設計やそれにともなう広告制作をお手伝いさせていただいています。
少し分かり辛い事業内容ですので、背景からお話しさせていただきますと、弊社は元々、求人広告の制作を主に行っていました。求人広告の制作を行う過程で、重要になってくるのが、その企業の存在意義や方向性を示す「理念」。しかし、自社の理念や大切にすべき価値観を言語化できていないお客様が多かったため、その企業様のアイデンティティを形にするところからお手伝いをさせていただく「理念開発」が主幹サービスとなって参りました。
開発した理念を軸として、その企業様の顧客・求職者・社員に向けたコミュニケーションに落とし込んでいくところを強みとしています。
一般的に、会社には理念があると思いますが、多くの企業様が、その浸透に課題感を持たれています。
理念を浸透させるには、日々の業務に理念を紐づけ、理念をベースにした評価を行っていく必要があり、それを実現できるようにした仕組みが社内SNS「Visions」です。
たとえば、理念をスタンプ化できる機能「Visionsスタンプ」。社員同士が上司・部下の垣根を越えて、このスタンプを送り合うことによって理念をつかった相互評価を行います。
社内コミュニケーションを目的にしたweb商品は様々にありますが、「Visions」は社内SNS上でのコミュニケーションに、理念評価をかけ算しようというアイデアから生まれました。
単なる社内SNSの枠組みを超えた理念浸透ツール「Visions」。
この「Visions」のリニューアルとして始まったのが今回のプロジェクトになります。
大きく2つの理由があります。
まず、1つ目の理由としてパッケージの制約からくるストレスです。
現行の「Visions」はオープンソースのパッケージを基に開発されていますので、お客様のために何か拡張したいと思っても容易にはできない、ということが多々ありました。
また、自分たちが一から開発したシステムではないので、不具合が発生した場合、原因究明に時間がかかるという問題もありました。
2つ目の理由は、開発手法と相性が合わなかったことです。
初めに決めた要件定義ありきの開発の進め方であったため、出来てきたものを見て修正したいと思ってもその都度、追加のコストが発生してくることにストレスを感じていました。
パッケージのカスタマイズによる開発の中で、膨らんでいくストレス。
現行のシステムのカスタマイズに限界を感じた津野氏は、システムの一からの作り直しの検討を始められます。
まず、要件定義ありきのウォーターフォール型開発の場合、単純に見積金額が当社の想定を大きく超えていました。
その点、御社の「国内ラボ開発」だとこちらである程度予算のコントロールができるという点に惹かれましたね。
また、ウォーターフォール型開発だと結局のところこれまで通り、開発の柔軟性を望めない点に懸念を感じていました。 また御社を知るきっかけにもなったアットマークITの記事(『SEの未来を開く、フルスクラッチ開発術』)を読ませていただいて、御社の価値観に弊社との共通点を感じたのが、選定の一番の理由かもしれません。
どういうことかというと、記事内で代表の島田様が語られている「オープンソースのパッケージでは柔軟に対応できないからフルスクラッチで一から作る、というのが一見遠回りに見えて、実は一番の近道なんだ」というお話は、まさにパラドックスの根っこにある考え方と同じなんです。弊社の「パラドックス」という社名は「逆説的」という意味。「常識を打ち破る」とか「一見遠回りに見えることが、一番の近道だ」という代表鈴木の想いがこめられています。
現行の「Visions」を開発した際も、近道したくてパッケージを選んだのに、実際は遠回りになってしまったという苦い経験もあり、フィット感のあるものをつくるにはフルスクラッチが近道なのかもしれない、と自然に考えることができました。
理由は3つあります。まず何よりも、「はじめにゴールを決めてみんなでそこに向かっていく、それを途中で変更するとコストがかかる」というのが、どう考えても人間的じゃないなと思って(笑)。
そうそう。そうです。
机上の空論でうまくいくなら何でもうまくいきますから。
私自身、当初は、「国内ラボ開発」という言葉自体知らなかったのですが、毎月、柔軟に人を確保してくれて、その人がこちらの要望に合わせて自由にやっていただけるというのが、すごく素敵だなと思って。
また、これは2つめの理由にあたりますが、「国内」という言葉もすごく刺さったキーワードでした。
現行のシステムでは、こちらからの質問や要望に対するレスポンスがムチャクチャ遅かったんですよ。
その理由が、オフショアで開発していたからです。
私にはそれがすごくストレスでしたので、「国内」!って、それだけで一つの価値だなって思いましたね(笑)。
「ラボ」っていうのと「国内」というのがダブルでいいなって。
あったという感じですね(笑)。
それから、3つ目の理由はPM(プロジェクトマネージャー)のアウトソーシングです。
私たちは企画だったらできるし、アイデアもあるんですよ。元々、そういう会社なので。
ただ、やっぱり、システムのことがよく分からない。
だから、弊社のことを理解していただけた上で、プロジェクトのマネジメントもしてくれつつ、開発もやってくれるところはないかなって探してました。
実は、あまりなくて…。
ないわけじゃないのかもしれないですが、私は出会えていませんでした。
システム開発って、独特じゃないですか。
プログラマ系のPMの方だと、PMと名乗っておられても、正直専門的すぎて、何を言っているのかわからない。
ちゃんと、こちらの分かるように翻訳してくれて、つくる人と企画する人の架け橋になってくれる。そういうPMが必要だと感じていたんです。
御社に「国内ラボ開発」をご説明いただいた時、説明資料の図にPMが弊社と御社の両側を跨いでいるっていう図があったんです(上図「ラボの構成イメージ」を参照)。
開発者側だけでなく弊社(企画する人)の立場にも立って、架け橋になっていただけるというイメージがつきました。
実際にプロジェクトがスタートしてからも、希望を出してジャッジをするだけで、PMの方がどんどん進めてくれる。それがすごく助かりましたね。
やはり開発を進めていくうちに、最初こう思ったけどやっぱりこうだったっていうことがいっぱい出てきたんですが、そこに臨機応変に対応していただけたのが良かったですね。
最初のうちはこちらで希望を言うだけ言い尽くして、最終的には、予算との兼ね合いで現実着地を目指していくっていうやり方。
希望や思いを出し切って、それを畳んでいくっていう方がやっぱりいいなっていうのが今回、体感して思ったところです。
今回の新しい「Visions」は一旦完成しても今後もまだまだ御社の「国内ラボ開発」をお願いしていくと思います。
ユーザーからのフィードバックを受けて改善・改良していくことが肝になっていくと思っていますので。
そういう意味でもラボのサイズを月単位で変えられるっていうのはありがたいですね。今後ともよろしくお願いします。
株式会社プラムザは、開発実績25年・取引企業数300社のシステム開発会社です。さまざまな業種・業界で使用されるオリジナルのシステム構築を得意としています。
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