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vol. 7『この機械的な作業、なんとかならないの!?RPAとスクレイピングという2つの解決法』

vol. 7『この機械的な作業、なんとかならないの!?RPAとスクレイピングという2つの解決法』

日常業務で、延々と繰り返し行っている“機械的な作業”に頭を抱えたことはありませんか?

商品情報をひたすらコピペしたり、外部システムのデータを毎朝チェックして手入力したり……。

その作業、「なんとかならないの?」という疑問は当然です。

先日、当社に寄せられたご相談もまさにそのようなものでした。

あるお客様から、

「取引先の卸業者の発注システムに数万件の商品情報がある。それを自社の在庫管理システムに取り込みたい。
でも、その業者はAPIもCSVダウンロード機能も提供しておらず、手でコピーするしかない」

というものでした。

このようなケースにおいて、解決策は大きく2つあります。

RPA(Robotic Process Automation)スクレイピング です。

今回はこの2つの手法の違いと、それぞれの使いどころについてご紹介します。

RPAとは

ごく簡単に説明すると、RPAとは「人間のパソコン操作をそのまま機械に覚えさせて、自動で繰り返す」技術です

たとえば、「ログイン→検索→コピー→貼り付け→保存」といった手順を、見た目そのまま再現するのが得意です。

Excelの入力や社内システムの操作など、視覚的な手順が多い業務に向いています。

スクレイピングとは

一方、スクレイピングは「Webページの中身をプログラムで直接読み取って、必要な情報を抽出する」技術です。

HTMLやJavaScriptなど、ブラウザの裏側にあるデータ構造に直接アクセスするため、RPAに比べて高速かつ正確に大量データを処理できます。

RPAとスクレイピングの使い分け

では、どちらを使えばいいのでしょうか?

答えは「ケースバイケース」です。それぞれに得意・不得意があります。

①スクレイピングでなければできないこと

  • 数万件規模の商品情報など、大量データの自動収集
  • ページの裏側にある非表示データやAPIレスポンスの取得
  • データの構造的な整形やDB連携の自動化

②スクレイピングが苦手なこと

  • 動的な認証(スマホアプリやSMS)を伴うログイン処理
  • UIが頻繁に変わるサイト(HTML構造が壊れやすい)
  • 業務の判断や目視確認が必要な作業

③RPAでなければできないこと

  • スマホ認証・画像認証・PDFの操作など、目視や物理的操作が必要な場面
  • デスクトップアプリの操作(Excel・Outlook・ERPなど)
  • 人間の操作を再現した“見た目ベース”の処理(相手に安心されやすい)

④RPAが苦手なこと

  • ページ構成が複雑なWebサイトの操作
  • 表示されていない情報の取得
  • 数千件以上の繰り返し処理

コスト面の違い

また、コスト面ではスクレイピングの方がRPAより高いことが多いです。

その理由は、スクレイピングが基本的に「専用のプログラム開発」を必要とするためです。

HTML構造の把握、データ整形、保守対応など、細かな調整が必要になることが多く、RPAのようなローコード/ノーコード開発に比べて初期費用は高くなりがちです。

導入前に知っておきたいリスク

最後に、リスクについても触れておきましょう。

「スクレイピングって違法じゃないの?」と心配される方も多いですが、実際には人が見ることができる情報を、過剰なアクセスを避けながら丁寧に取得する限り、法律上の問題になるケースは稀です。

ただし、相手システムの利用規約に違反する場合は、アクセスブロックや警告を受けることもありえますので、導入前の確認は必須です。

結論

用途によって使い分けが必要ですが、まずは安全で安価なRPAを検討し、それが難しい場合にスクレイピングを検討するのが最も現実的なアプローチです。

特に取引先との関係性を重視する場合は、RPAによる“人と同じ操作”が好まれる傾向があります。

弊社について

プラムザでは、そのどちらについても豊富な実績があり、ご要望に応じて最適な方法をご提案できます。

「こんな作業、どうにか自動化できないかな…?」とお感じでしたら、まずはお気軽にご相談ください。

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