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Excelやスプレッドシートで業務管理はどこまで頑張れるのか?①

Excelやスプレッドシートで業務管理はどこまで頑張れるのか?①

この記事は今何かと話題沸騰中の ChatGPT-4  と会話形式で「Excelやスプレッドシートで業務管理はどこまで頑張れるのか?」について、業務システム開発実績200件以上という弊社代表の島田がこれから数回に分けてお話をしたいと思います。

そして今回からちょっと趣向を変えて、私がChatGPTに質問しながら、教えてもらいつつも解説を加えていくというスタイルで行こうと思います。

これは決して「ChatGPTの方が正しいことを言う」という訳ではなく、「まとめるのがしんどくなった」という訳でもなく、たまにはChatGPTにも話をさせてあげようという私の広い心の現れです。

さて、まずは一般的な企業においてどんな事柄をコンピュータ管理しているのか、そのあたりを聞いてみますか。

コンピュータシステムによる業務管理

島田

島田

一般的な企業で、コンピュータシステムによる管理が必要な業務というのは何が挙げられますか?例えば「従業員のマスタ管理」などです。

GPT-4

GPT-4

一般的な企業でコンピュータシステムによる管理が必要な業務としては、以下のようなものが挙げられます:

1.従業員のマスタ管理:従業員の個人情報、勤務履歴、資格情報などの管理。

2.給与管理:給与計算、給与明細の作成、税金や社会保険料の計算。

3.勤怠管理:出勤、退勤、残業、休暇の記録と管理。

4.顧客関係管理(CRM):顧客情報の管理、販売履歴、顧客対応の記録。

5.在庫管理:商品や資材の在庫量の追跡、在庫発注の管理。

6.財務管理:収入、支出の記録、予算管理、財務報告。

7.プロジェクト管理:プロジェクトの進捗、資源配分、タスクの追跡。

8.購買管理:購入依頼の処理、発注管理、支払い処理。

9.マーケティング管理:キャンペーンの計画と実施、市場分析、広告効果の追跡。

10.ドキュメント管理:重要文書の電子化、アクセス管理、文書のバージョン管理。

これらの業務は、企業の運営をスムーズにし、効率を高めるためにコンピュータシステムによる管理が広く用いられています。

さすがにさらっと10個くらい挙げてきますね。

こんなのも、自分で考え出すと大変ですからね。ChatGPTに話させた方が楽です合理的です。

ただ、もっとあるはずですね。不肖プラムザもサブスク契約の管理とかスマホの管理とかもっといろいろ管理してます。追加で聞いてみましょう。

島田

島田

いいですね。サブスクの利用状態管理とか、貸与しているPCやスマホ端末の管理などもありますよね。他にも挙げてもらえますか?

GPT-4

GPT-4

もちろんです。企業でのコンピュータシステムによる管理業務には、さらに以下のようなものが含まれます:

11.サブスクリプション管理:サービスやソフトウェアのサブスクリプション契約の追跡、更新、支払いの管理。

12.IT資産管理:PC、スマホ端末、サーバーなどのIT機器の在庫、配置、メンテナンス状況の管理。

13.セキュリティ管理:セキュリティポリシーの適用、アクセス管理、ウイルス対策、データ保護。

14.コンプライアンス管理:法規制遵守の追跡、監査対応、報告書作成。

15.施設管理:オフィスや倉庫のスペース管理、設備の保守・管理。

16.通信管理:インターネット、電話、その他通信サービスの管理。
17.交通・出張管理:社用車の管理、出張の承認と経費管理。

18.教育・研修管理:従業員の研修計画、参加記録、効果評価。

19.業績管理・評価:目標設定、業績評価、フィードバック管理。
20.リスク管理:ビジネスリスクの特定、評価、対応計画の作成。

これらの管理業務は、組織の規模や業種によって異なる場合がありますが、多くの企業でコンピュータシステムを通じて効率的に運用されています。

あぁ、まさにそうですね。うちもPマークやってるので、12や13は必須です。事業部ごとの19.業績管理もやってます。

さて、ここでは挙げられてないですが、受領した請求書の管理とか、その支払予定の管理、あるいは逆に発行した請求書の管理と入金消込など、金銭の授受に関わるような重要な業務もあります。キリが無いので止めておきますが、さてこういった業務を果たしてExcelでできるのかどうか?聞いてみましょう。

Excelと本格的なシステムの比較

島田

島田

それらについて、Excelなどの表計算ソフトで管理できるか、それとも本格的なコンピュータシステムを導入しなければならないか、その境界をどう考えますか?

GPT-4

GPT-4

Excelなどの表計算ソフトと本格的なコンピュータシステムの導入の境界を考える際、以下の点を考慮すると良いでしょう:

1. データ量と複雑さ
Excel適用範囲: 小規模で、単純なデータ構造の場合。
本格システム必要: データ量が多く、複雑な関係性や分析が必要な場合。

2. セキュリティとアクセス管理
Excel適用範囲: 機密性が低く、アクセス管理の要件が緩い場合。
本格システム必要: 厳密なアクセス制御やセキュリティ対策が必要な場合。

3. リアルタイム性と共有
Excel適用範囲: リアルタイムのデータ更新や複数人の同時アクセスが不要な場合。
本格システム必要: リアルタイムでのデータ更新や多数のユーザーによる共有が必要な場合。

4. カスタマイズと拡張性
Excel適用範囲: 標準的な機能で十分、カスタマイズの必要性が低い場合。
本格システム必要: 特定の業務フローに合わせたカスタマイズや将来的な拡張が見込まれる場合。

5. レポートと分析
Excel適用範囲: 基本的なレポーティングや分析で対応可能な場合。
本格システム必要: 複雑なデータ分析や高度なレポーティング機能が必要な場合。

6. 予算とリソース
Excel適用範囲: 予算が限られており、追加の投資が難しい小規模企業。
本格システム必要: 長期的な投資とリソースの割当が可能な中規模以上の企業。

結論
スモールスタート: 最初はExcelで始めて、ニーズが複雑化したり規模が大きくなった場合に本格的なシステムへ移行することも一つの戦略です。

将来のニーズを考慮: 現在のニーズだけでなく、将来的な成長や拡張を見据えた選択が重要です。
最終的には、各企業の特定のニーズ、業務の性質、予算、技術リソースを総合的に評価することが重要です。

ああ、その通りですね。

余談になりますが、私が20代の頃、最初に入った会社が従業員50人規模のメーカーで、私はその総務部に入っており、部材の受発注管理から勤怠管理などすべてExcelで始めました。(実は最初の最初はLotus1-2-3)

当然、関数を駆使して作っていても限界があったので、マクロ(VBA)を勉強するようになり、それなりのものができたのですが、複雑なことに対応しようとするとプログラムも複雑になり、複数人で共用しようとすると編集権限の管理が難しく、データが増えてくるとやたらと重くなり、、、ということでにっちもさっちも行かない状況になりました。

特にVBAを駆使しても、データを絞り込んで一気に取得するというようなことが出来ず、Do Loopを駆使しまくって巨大なすり鉢状プログラムになった記憶があります。

ちょっとマニアックな話になりますが、そのあたり聞いてみますか。本当はSQLが使えたのかも知れません。

さいごに

一般的な企業における業務管理の範囲と、それらがExcelやスプレッドシートでどこまで効果的に管理できるかについて深く探求しました。

ここから先の話は、次回の記事に続きます。ぜひお楽しみに。

この記事の監修者

島田 徹

株式会社プラムザ 代表取締役

一橋大学 経済学部卒 / システムコンサルタント
1998年 に 28歳 で起業 / 現役のシステムエンジニア / ものづくりの第一線で活躍中
業務システムの開発実績は 200件 以上

authority

株式会社プラムザは、開発実績25年・取引企業数300社のシステム開発会社です。さまざまな業種・業界で使用されるオリジナルのシステム構築を得意としています。

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