今日は社内で要求がまとまり、複数の開発会社から見積りを取る際に特に気を付けなければならないことをお話します。
それは「いかに悪徳業者を見抜いて避けるか?」という話です。
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業務システムの開発を依頼する際に留意すること④【悪徳業者を見抜く方法】
この記事は今何かと話題沸騰中の ChatGPT-4 にインタビューアーになってもらい、業務システム開発実績200件以上という弊社代表の島田が「業務システムの開発を依頼する際に留意すること」をお伝えしようというものです。
今回は、業務システム開発を依頼する際に「いかに悪徳業者を見抜いて避けるか?」についてのお話します。
新しく業務システムを発注される際の参考にしていただければ幸いです!
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目次
今日は社内で要求がまとまり、複数の開発会社から見積りを取る際に特に気を付けなければならないことをお話します。
それは「いかに悪徳業者を見抜いて避けるか?」という話です。
GPT-4
それは非常に重要なテーマですね。まず、業務システムの開発で「悪徳業者」とはどのような特徴を持つ会社を指しますか?
島田
悪徳業者を説明するために、まず、良心的な業者を説明しましょう。
良心的な業者は、一言で言えば約束を守る業者ということです。値段が高いとか安いとか、ソリューション(解決手段)が最先端か保守的かなどは問題ではなく、見積り時に提案したことをきちんと実行するかどうかが重要です。
悪徳業者は、それを反故にしてきます。開発中に価格が釣り上がって行ったり、ソリューションが簡素化されてしまったり、納期が遅れたり、、、というそういうことをしてきます。
GPT-4
なるほど、約束を守ることが大事なんですね。
開発会社を選ぶ際、どのようなチェックポイントや確認事項で悪徳業者を見抜くことができるでしょうか?
島田
まずは、通常、見積もりの際には要件定義ないし機能一覧など「何をどうつくるか」の明細をもらえるはずですので、そちらを確認すべきですね。そこに曖昧な箇所があったり、間違いが多かったりする業者は後で覆してくる可能性が高いです。
もし、業者と揉めた際には、最後は契約時点の要件定義や機能一覧などのドキュメントを頼るしかないので、その資料はとても重要です。
GPT-4
要件定義や機能一覧の明確さが大事ということですね。
さて、見積もりの段階での曖昧さや間違いを除いて、他に初対面の開発会社とのやり取りで気をつけるべきサインや警戒すべき点はありますか?
島田
「ちょうど来月からエンジニアが空いていまして」「うちの会社の決算が今月末でして」などと言って「だからお安くできます」と契約を急がせる業者は、ちょっと避けた方がよい気がしますね。何百万、何千万もする買い物ですのでそういうノリで発注できるものではありません。
それと技術者が不在で営業だけで書いているような提案書や明らかなテンプレを使い回している業者も危険だと思います。もちろんフォーマットはあっていいと思いますが、企業の抱えている課題などは千差万別のはずです。
GPT-4
確かに、過度な急圧や汎用的な提案書は信頼性に疑問を持つ要素となりますね。
悪徳業者を避けるために、過去のクライアントや取引先からの評判やフィードバックを参考にすることは効果的ですか?
島田
それもあります。悪どいことをやっている業者はネットでも噂になっていることがありますからね。
ただ、実名を挙げられて叩かれている業者というのは相当なところで、普通レベルの悪徳業者はなかなかネットでは見つからないと思います。
では次に、具体的に彼らがどのような手段で仕事を進めていくのかご説明しましょう。
GPT-4
了解しました。具体的に、悪徳業者がどのような手法や手段を用いて仕事を進めるのか、詳しく教えていただけますか?
島田
まず価格の釣り上げ方です。
彼らはまずとにかく安く見積りを書いてコンペを勝ち取ります。コンペに勝つまでは夢のあることばかり言ってきます。しかし見積書は非常にシンプルになっています。
契約が取れ着手金を払い、開発が始まると「こういう機能は不要ですか」「こういうことも考えておいたいいのでは」といろいろ言ってきます。「そんなことは見積もりに含まれていると思っていた」と言っても「見積もりに含まれていません」と言い、追加の費用を求めてきます。
特に中間金まで支払った開発の後期になってそういうことを言ってくるので、お客様側も受けざるを得ないという状況になります。
GPT-4
あらかじめ安い価格で契約を結び、開発途中で追加費用を要求してくるのは確かに悪徳的な手法と言えますね。
悪徳業者の手法は他にもありますか?
島田
次に当初の提案方法と違う簡易的な方法で実装してしまうというようなことが考えられます。
たとえば、提案時点はログインユーザーの管理は「社員マスター管理」というメニューから出来るようになっていたのですが、実装が進むうちにあやふやになってきて最後は「phpMyAdmin」というデータベースのメンテツールで行うようになってしまうようなケースです。
phpMyAdminはほとんど実装工数をかけずにデータベースの編集が出来て、それはそれでいいのですが、当初の見積りに管理機能の開発工数が入っていたのであれば、その工数分はお返ししないとおかしいです。
また、納期をズルズルと遅らせる業者もいます。
たとえば1年工期であったにも関わらず、契約してから実装を開始するまでに半年とか着手せず、質問に対する回答が遅いとか的を射ていない、資料がすべて揃わないなどの理由をつけて遅れることを正当化してきます。
契約前の調子の良さに騙されて、このようなことをしてくる業者に泣いている発注者はたくさんいます。
GPT-4
そういった手法は実際に業界で問題となるもので、業者選びが重要であることがよく分かります。
悪徳業者に騙されないため、契約時に特定の条項を盛り込む、または確認すべきポイントはありますか?
島田
もちろん契約書の条項をよく吟味する、要件定義の契約と開発の契約を切り離す、過去のクライアントに直接話を聞いてみる、など手立てはあるんですが、発注者は専門知識を持たない開発業界外の企業であることを前提にしますとどれも難しいです。
一方で、これは一つには「受託開発の契約自体に問題があるのではないか」という話もあります。
次回は、一括請負契約の限界とその解決方法についてお話しします。
悪徳業者はどのような手段で忍び寄ってくるのかについてお話ししました。
悪徳業者の手法を知っておくことで未然に防げる確率が高くなります。
システム開発を依頼する際に、良心的な業者と出会えるようにお役に立てれば嬉しいです。
新たなシステム開発を考えている方は是非参考にしていただければ幸いです!
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